大学紹介

教員の養成の状況についての情報公表

1.教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画に関すること。 (教育職員免許法施行規則第22条の6第1号)

立教女学院短期大学幼児教育科では、「主体的に学ぶ力」、「経験を通して学ぶ力」、「自分自身を見つめ直す力」を獲得することを目指している。「主体的に学ぶ力」とは、自発的に学び続け成長しようとする姿勢のこと、「経験を通して学ぶ力」とは、実践と振り返りの繰り返しを通して学び取る力こと、「自分自身を見つめ直す力」とは、自己受容を通じて人間を理解しようとする力のことである。
 これらの力の獲得を目指すため、幼児教育科カリキュラムマップを作成することによって、各科目の役割を明確化し、計画的な科目配置に役立てている。1年次には、子ども観・教育観を養い、2年次には保育現場から実践的に学ぶことができるよう計画している。専攻科では、二年間で学んできた保育について、その最終的な成果をまとめ上げることを目的としている。
 なお、幼児教育科の3つのポリシーについては、「立教女学院短期大学教育研究上の目的」に記されている。
立教女学院短期大学教育研究上の目的

2.教員の養成に係る組織及び教員の数、各教員が有する学位及び業績並びに各教員が担当する授業科目に関すること。 (教育職員免許法施行規則第22条の6第2号)

3.教員の養成に係る授業科目、授業科目ごとの授業の方法及び内容並びに年間の授業計画に関すること。(教育職員免許法施行規則第22条の6第3号)

4.卒業者の教員免許状の取得の状況に関すること。(教育職員免許法施行規則第22条の6第4号)

  卒業者数 教員免許状取得者
2012年度 164名 152名 (内、専攻科生8名、科目等履修生1名)
2013年度 160名 150名 (内、専攻科生11名、科目等履修生1名)
2014年度 153名 155名 (内、専攻科生12名、科目等履修生1名)
2015年度 157名 137名 (内、専攻科生0名、科目等履修生0名)
2016年度 117名 110名 (内、専攻科生5名、科目等履修生3名)
2017年度 152名 135名 (内、専攻科生5名、科目等履修生1名)
2018年度 92名 94名 (内、専攻科生6名、科目等履修生2名)
2019年度 7名 3名

5.卒業者の教員への就職の状況に関すること。(教育職員免許法施行規則第22条の6第5号)

6.教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組に関すること。 (教育職員免許法施行規則第22条の6第6号)

 上記にあげた、教員養成に対する目標を達成するためには、一人一人の学生が教職への意識や自覚を明確に持つことと、そのための、教員の学生への細やかな指導が重要となる。本学では、少人数のきめ細やかな指導が可能となる授業クラス制を実施し、一人一人の学生の学びの実態やニーズに応じた指導を行うことで、各科目の理論的な学びの基盤が具体的実践へと繋がっていくことを目指している。
 例えば、教職課程の要である教育実習、教職実践演習には、豊かな実践経験のある教員5名(公立幼稚園、私立幼稚園、小学校教諭経験者、私立幼稚園園長)を配置している。これらの教員が、実習前後に学生一人一人と面談を行い、個々の実態を把握することで、実習課題を明確化し、教育実習、教職実践演習へと学生の学びが積み重ねられるよう個別の指導を行っている。また、実習で得た学びを個に留まらせず、グループで課題を設定し取り組む協同作業を行うことで、学生が身に付けた資質能力を、教員として必要な資質能力に統合・形成していくような授業形態を取り入れている。さらに、附属幼稚園での保育観察、授業の中で取り組んだ教材や実技の発表、ボランティア活動、附属幼稚園の教諭による授業の実施など、附属幼稚園との連携を図っている。これにより、より長いスパンでの子どもの成長や保育の計画に間近に触れることができ、教育実習だけでは得られない具体的実践の学びの機会となっている。
 本学は幼児教育研究所を設置している。これは教員の研究機関であると同時に、様々な研究会、研修会を企画・運営している。例えば、卒業生が運営する研究会の「保育セミナー」や、卒業生や地域の保育実践者のための研修会となる「ステップ・アップ講座」は、本学で教員免許を取得した学生が卒業後も教員としてのスキルを高めると同時に、生涯にわたり社会貢献を行っていく人間形成の場となっている。また、地域の子育て支援を目的として実施している「公開講座」は、大学の教育機能を地域に開き、地域の保育や子育て支援の発信の拠点となっている。